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ULTRASTUDIOスタッフのブログ。
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SAIKORO YARD 改修計画①
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当事務所が設計・監理した「SAIKORO YARD」の改修計画が進んでいます。
1階のバイク置場の一部に寝室をつくる計画です。

今週の初めから現場が始まり、今日は部材の手刻みを見学させていただきました。

「手刻み」とは、大工さんが柱や梁となる木材に墨で印を付け、
ノコギリやカンナやノミを使い手作業で加工していく、伝統的な木材加工方法です。
一本一本個性の違う無垢の木の特性を見極めながら加工して組み合わせることによって、
「繋ぎ」や「仕口」といわれる接合部は綿密で強度の高いものになります。

現在では、手間やコストの削減であったり、品質の平均化という理由から、
木材は工場で機械加工する「プレカット工法」が主流となっており、
手刻みは少なくなっているようです。
今回、見ることができたのは実際に刻んでいく準備となる「墨付け」のみでしたが、
熟練の職人さんの仕事を間近で見られたことは、貴重な勉強の機会となりました。

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墨付けに必要な道具です。
手前から、墨つぼ、
墨さし、さしがね。
墨つぼの墨を墨さしにつけ、さしがねで直角を取りながら線を引いていきます。
墨付けの前に、木材のヤニ取りとカンナ掛けをするのですが、
私が朝7:30に伺った時にはすでに終わってしまっていました……。

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無垢の木材の向きについて。
木材には向きがあります。年輪の外側が表、内側が裏です。
軸組をつくるとき、家の外壁側に表、室内側に裏が向くように、かつ表側が上にくるように組まないと、
経年によって反ったり歪んだりという変化が大きくなってしまいます。


このように、
木の特性を見極めながら加工していきます。



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# by ultranagasawa | 2014-08-01 19:03 | project
アスタルテ書房
京都に行ったら必ず行こうと思っていたお店がありました。

それは何の変哲もない古いマンションの一室にある古書店で、
幻想文学、異端文学、シュルレアリスム方面のファンには伝説的な『アスタルテ書房』というお店です。

靴を脱いで入る店内は、まるで書斎に招かれたかのようなインテリア。
ガラスのショーケースに入った、

ご主人の佐々木さんは、当時の文豪や画家たちと交流のあった方で、
ここでしかお目にかかれないゆかりの作品が壁にかけられていて、ギャラリーのようでもあります。

ショーケースには澁澤龍彦や寺山修司、生田耕三などの希少本や自筆もの等、
眼を見張るような貴重な品々がずらりと並び、ここは理想郷かと見まごうほど!
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店内をじっくり探索してフランツ・フォン・バイロスの画集を1冊購入し、挨拶をした帰り際、
ご主人に「明日から入院するんだよ。(営業が)今日で最後になるかもしれない。」
と言われ、息が詰まりました……。
噂では聞いていたのですが、本当のことだと知り、とても残念です。

ご主人の一日も早いご回復と、お店の存続をお祈りしております。



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# by ultranagasawa | 2014-03-31 21:57 | tour
修学院離宮②
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隣雲亭は、上離宮でも一番高い場所にあり、その高さは京都タワーと同じだそう。
眼下に浴龍池が展開し、洛北の山々を見渡し左手には京都の街並みがひろがります。
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隣雲亭の深い軒の下のたたきは、漆喰に小石を一粒二粒三粒と埋め込まれており、
一二三石(ひふみいし)といわれています。

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上離宮の「窮邃亭」。
畳一枚高くなった上段の「御肘寄」に寄りかかりながら景色を眺め、
「浴龍池」に繋いだ舟に乗って「中島」を廻りながら、管弦や詩歌の宴を楽しんだといいます。

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浴龍池の景観は、修学院離宮で最も美しいもののひとつだと思いますが、
残念ながら今回は水は抜かれ、重機が入り、メンテナンス中となっていました……。

悔しいので、近々また訪れたいと思いました。


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# by ultranagasawa | 2014-03-25 19:38 | tour
修学院離宮①
修学院離宮は江戸時代初頭、桂離宮に遅れること30年後、水尾上皇によって築かれた離宮です。
自然景観を取り入れた開放的で簡素な造りが特徴で、比叡山のふもとに上・中・下の三つの茶屋が高低差をもって離れて据えられ、それぞれに異なった趣を楽しむことができます。

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参観は下御茶屋から始まり、
その後松並木の「御馬車道」と呼ばれる道を上って中御茶屋、上御茶屋と続きます。
この連絡路は明治時代に離宮に指定されてから設けられたもので、それまでは上皇も田の畦道を行き来していたそうです。
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山荘としての区域を最小限にして周りに田畑を残し、そこで耕作する民のありのままの姿を景観に取り入れることも、後水尾上皇の理想だったといいます。
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さて、このあたりで私の一眼レフの電池は尽きてしまい、以後スマホカメラでの撮影となります。
調子にのって午前中に写真を撮り過ぎてしまいました、ご了承ください……。
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中御茶屋のひとつ、『楽只軒』。
雨樋のデザインは、桂離宮と共通しています。

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客殿の一の間にあるのが、「天下の三名棚」の一つ「霞棚」です。
たしかに、浮世絵の霞がたなびいている様子のように、
幾層にも違い棚が組み合わされています。

桂離宮の桂棚も「天下の三名棚」に数えられていますが拝観不可にいなっているので、
霞棚が一般公開されているのはありがたいことです。

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客殿杉戸の絵も印象的です。
鯉の図には網が掛けられていますが、夜な夜な抜け出して池で遊ぶので、網をかけたのだそう。
ただ、がちがちに覆ってしまうのはかわいそうだということで、所々網が破れているのがおもしろいです。



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# by ultranagasawa | 2014-03-21 21:58 | tour
先斗町 酒亭ばんから
京都研修旅行1日目の夜は、有名な歓楽街である先斗町の裏路地に入ったところにあるこちらのお店へ。
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『酒亭ばんから』

京都のおばんざいを肴に、美味しい地酒をいただきました。

本当に何を頼んでも美味しく、、
店員さんも知識豊富で料理やお酒について、いろいろと説明してくれました。

京都の地酒「蒼空」と「玉川」。
どちらもフルーティで飲みやすいです。
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卵黄の味噌漬け
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湯葉刺し・寒ぶりの刺身
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エレベーター
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「エレベーター」というのネーミングが気になり、訪ねてみると、
焼いた油あげに大根おろしを添えていただく京都では一般的なおつまみだそうで、
油「あげ」と、大根「おろし」というところから、そういうネーミングが付いたそう。


次に京都に来たときも必ず訪れたいと思うような、素敵なお店でした。


nagasawa / ULTRA STUDIO
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# by ultranagasawa | 2014-03-20 19:47 | tour


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