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グラフィックデザイナーの団体、JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)と
広島国際文化財団によるプロジェクト 「ヒロシマ・アピールズ」。 はじまりは1983年。 1989年までJAGDAのメンバーであるデザイナーが 「ヒロシマの心を、言葉を超えて伝える」ポスターを制作。 その後、 広島の被爆60周年を機に2005年から活動が再開され、 現在まで毎年1枚ずつ制作されています。 2009年のデザインは浅葉克己さん。 タイトルは「忘れてはならない時刻、815。」だそうです。 未来に続く時間を刻む時計が、止まってしまった瞬間。 手形は浅葉さん本人のものだそう。 このポスターに浅葉さんが添えたのが次の文章です。 「懐中時計は、今日も正確にコチコチと時を刻んでいた。 快晴の気持ちよい朝を迎えた。 時計は8時を回った。 そして1945年8月6日8時15分。 炸裂した真っ赤な光、閃光と共に全てが吹き飛んでしまった。 あれから65年という永い月日が流れた。 核兵器はどんどん増え、核保有国も増え続けている。」 21_21 DESIGN SIGHTのサイトで過去の作品も閲覧できます。 それぞれのデザインの強さに引き込まれてしまいました。 1枚のポスターが、何千もの文字よりも強いメッセージを放つこともあります。 nagasawa / ULTRA STUDIO
by ultranagasawa
| 2009-08-15 19:31
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