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修学院離宮①
修学院離宮は江戸時代初頭、桂離宮に遅れること30年後、水尾上皇によって築かれた離宮です。
自然景観を取り入れた開放的で簡素な造りが特徴で、比叡山のふもとに上・中・下の三つの茶屋が高低差をもって離れて据えられ、それぞれに異なった趣を楽しむことができます。

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参観は下御茶屋から始まり、
その後松並木の「御馬車道」と呼ばれる道を上って中御茶屋、上御茶屋と続きます。
この連絡路は明治時代に離宮に指定されてから設けられたもので、それまでは上皇も田の畦道を行き来していたそうです。
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山荘としての区域を最小限にして周りに田畑を残し、そこで耕作する民のありのままの姿を景観に取り入れることも、後水尾上皇の理想だったといいます。
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さて、このあたりで私の一眼レフの電池は尽きてしまい、以後スマホカメラでの撮影となります。
調子にのって午前中に写真を撮り過ぎてしまいました、ご了承ください……。
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中御茶屋のひとつ、『楽只軒』。
雨樋のデザインは、桂離宮と共通しています。

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客殿の一の間にあるのが、「天下の三名棚」の一つ「霞棚」です。
たしかに、浮世絵の霞がたなびいている様子のように、
幾層にも違い棚が組み合わされています。

桂離宮の桂棚も「天下の三名棚」に数えられていますが拝観不可にいなっているので、
霞棚が一般公開されているのはありがたいことです。

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客殿杉戸の絵も印象的です。
鯉の図には網が掛けられていますが、夜な夜な抜け出して池で遊ぶので、網をかけたのだそう。
ただ、がちがちに覆ってしまうのはかわいそうだということで、所々網が破れているのがおもしろいです。



nagasawa / ULTRA STUDIO
by ultranagasawa | 2014-03-21 21:58 | tour
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