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ULTRASTUDIOスタッフのブログ。
by ultranagasawa
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カテゴリ:tour( 26 )
アスタルテ書房
京都に行ったら必ず行こうと思っていたお店がありました。

それは何の変哲もない古いマンションの一室にある古書店で、
幻想文学、異端文学、シュルレアリスム方面のファンには伝説的な『アスタルテ書房』というお店です。

靴を脱いで入る店内は、まるで書斎に招かれたかのようなインテリア。
ガラスのショーケースに入った、

ご主人の佐々木さんは、当時の文豪や画家たちと交流のあった方で、
ここでしかお目にかかれないゆかりの作品が壁にかけられていて、ギャラリーのようでもあります。

ショーケースには澁澤龍彦や寺山修司、生田耕三などの希少本や自筆もの等、
眼を見張るような貴重な品々がずらりと並び、ここは理想郷かと見まごうほど!
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店内をじっくり探索してフランツ・フォン・バイロスの画集を1冊購入し、挨拶をした帰り際、
ご主人に「明日から入院するんだよ。(営業が)今日で最後になるかもしれない。」
と言われ、息が詰まりました……。
噂では聞いていたのですが、本当のことだと知り、とても残念です。

ご主人の一日も早いご回復と、お店の存続をお祈りしております。



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by ultranagasawa | 2014-03-31 21:57 | tour
修学院離宮②
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隣雲亭は、上離宮でも一番高い場所にあり、その高さは京都タワーと同じだそう。
眼下に浴龍池が展開し、洛北の山々を見渡し左手には京都の街並みがひろがります。
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隣雲亭の深い軒の下のたたきは、漆喰に小石を一粒二粒三粒と埋め込まれており、
一二三石(ひふみいし)といわれています。

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上離宮の「窮邃亭」。
畳一枚高くなった上段の「御肘寄」に寄りかかりながら景色を眺め、
「浴龍池」に繋いだ舟に乗って「中島」を廻りながら、管弦や詩歌の宴を楽しんだといいます。

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浴龍池の景観は、修学院離宮で最も美しいもののひとつだと思いますが、
残念ながら今回は水は抜かれ、重機が入り、メンテナンス中となっていました……。

悔しいので、近々また訪れたいと思いました。


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by ultranagasawa | 2014-03-25 19:38 | tour
修学院離宮①
修学院離宮は江戸時代初頭、桂離宮に遅れること30年後、水尾上皇によって築かれた離宮です。
自然景観を取り入れた開放的で簡素な造りが特徴で、比叡山のふもとに上・中・下の三つの茶屋が高低差をもって離れて据えられ、それぞれに異なった趣を楽しむことができます。

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参観は下御茶屋から始まり、
その後松並木の「御馬車道」と呼ばれる道を上って中御茶屋、上御茶屋と続きます。
この連絡路は明治時代に離宮に指定されてから設けられたもので、それまでは上皇も田の畦道を行き来していたそうです。
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山荘としての区域を最小限にして周りに田畑を残し、そこで耕作する民のありのままの姿を景観に取り入れることも、後水尾上皇の理想だったといいます。
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さて、このあたりで私の一眼レフの電池は尽きてしまい、以後スマホカメラでの撮影となります。
調子にのって午前中に写真を撮り過ぎてしまいました、ご了承ください……。
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中御茶屋のひとつ、『楽只軒』。
雨樋のデザインは、桂離宮と共通しています。

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客殿の一の間にあるのが、「天下の三名棚」の一つ「霞棚」です。
たしかに、浮世絵の霞がたなびいている様子のように、
幾層にも違い棚が組み合わされています。

桂離宮の桂棚も「天下の三名棚」に数えられていますが拝観不可にいなっているので、
霞棚が一般公開されているのはありがたいことです。

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客殿杉戸の絵も印象的です。
鯉の図には網が掛けられていますが、夜な夜な抜け出して池で遊ぶので、網をかけたのだそう。
ただ、がちがちに覆ってしまうのはかわいそうだということで、所々網が破れているのがおもしろいです。



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by ultranagasawa | 2014-03-21 21:58 | tour
先斗町 酒亭ばんから
京都研修旅行1日目の夜は、有名な歓楽街である先斗町の裏路地に入ったところにあるこちらのお店へ。
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『酒亭ばんから』

京都のおばんざいを肴に、美味しい地酒をいただきました。

本当に何を頼んでも美味しく、、
店員さんも知識豊富で料理やお酒について、いろいろと説明してくれました。

京都の地酒「蒼空」と「玉川」。
どちらもフルーティで飲みやすいです。
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卵黄の味噌漬け
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湯葉刺し・寒ぶりの刺身
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エレベーター
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「エレベーター」というのネーミングが気になり、訪ねてみると、
焼いた油あげに大根おろしを添えていただく京都では一般的なおつまみだそうで、
油「あげ」と、大根「おろし」というところから、そういうネーミングが付いたそう。


次に京都に来たときも必ず訪れたいと思うような、素敵なお店でした。


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by ultranagasawa | 2014-03-20 19:47 | tour
御茶処「圓通」
銀閣寺境内を見学し終わったら、
出口にある御茶処「圓通」で一休みです。
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お抹茶とお菓子がセットで500円。

お茶菓子は銀閣寺庭園にちなんだ「銀沙灘」と「向月台」という名前だそう。
冷えた体が温まります。


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by ultranagasawa | 2014-03-19 22:25 | tour
銀閣寺
京都研修旅行2日目は、銀閣寺からスタート。
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銀閣寺はアプローチが素晴らしく、
総門をくぐると「銀閣寺垣」と呼ばれる、長さ50メートル、高さ4mほどもある高い垣が視界を遮り、
これからから訪れるすばらしい光景へといざないます。

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白砂を盛り上げて作られた銀沙灘(ぎんしゃだん)越しにみる銀閣。
前日の夜から降った雪で、真っ白に雪化粧しています。
雪の銀閣を撮影しようと、このポイントにはたくさんのアマチュアカメラマンがカメラを構えていました。

雪は夜明けからは雨に変わったので、除雪されていない道の状態は最悪でしたが、
タイミングよく雪の銀閣寺をみることができたのは幸運だと思います。

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カメラマンたちは銀沙灘越しの銀閣に群がっていましたが、
私はどちらかというと錦境池側から見る構図のほうが好きですね。



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by ultranagasawa | 2014-03-15 23:15 | tour
円通寺庭園の借景
枯山水式の庭園で国の名勝にも指定されている円通寺へ。
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円通寺庭園は、なんといっても比叡山(ひえいざん)の借景が見事です。
借景とは、「景色を借りる」という文字のまま、
庭園越しに広がる景色を庭園の一部として扱い、利用するもので、
この比叡山の借景を得るために後水尾天皇は各所をまわってようやくこの地を探し当てたということだそうです。
大小40余りの庭石も、後水尾天皇が自ら配したといわれます。

ちなみに、比叡山の麓にある『修学院離宮』も後水尾天皇の指示で造営されたもの。
後水尾天皇の美的な関心とそのセンスには恐れ入るものがあります。



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by ultranagasawa | 2014-03-14 19:01 | tour
銭湯カフェ『さらさ西陣』
昼食は銭湯をリノベーションしたカフェ『さらさ西陣』へ。
築80年の風格を感じさせる唐破風の屋根で、店構えもいかにも「銭湯」というかんじ。
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もちろん内装にも銭湯であった頃の名残が色濃く残されています。
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全面に和製マジョリカタイルが張られた壁面、
開放的で大きな天窓と、女湯/男湯の間仕切壁は一部残して客席の仕切りとして残されています。
潔く大胆に取り付けられた空調の造形も味があります。
銭湯のように長居したくなるような居心地のいい空間でした。

今回、旅行の計画をたてるため京都の建築を調べるにあたり、
1980年代に一世を風靡したポストモダン建築の多くが取り壊されていることを知りました。
そうやって竣工から30年ほどで次々に取り壊されていく建築と、
改装され、用途を変えながらも、人に愛されて残っていく建築。
両者の間には、経済活動以外の何か大切なものが隠れている気がします。

残っていく建築を作っていかないといけないね、
そんな話をしながら、美味しいおばんざいのランチ定食をいただきました。



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by ultranagasawa | 2014-03-13 23:13 | tour
ミニ枯山水
龍安寺で気になったのがこちら。
ミニ石庭!
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「目の不自由な方の為の」とありますが、
部屋にあったら楽しそうで、欲しいなあと思ってしまいました。

試しにamazonで検索してみると、ありました!
ミニ枯山水セット。

おもちゃとしては安くはないですが、
石の配置や砂紋も好きにデザインできるし、
種類も豊富でオブションパーツもあるようなので、
自分だけの庭がつくれるのは魅力的です……。



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by ultranagasawa | 2014-03-11 21:00 | tour
龍安寺
ウルトラ研修旅行2014京都MAP

世界文化遺産にも登録されている、枯山水の方丈石庭で有名な龍安寺へ。
二方を油土塀で囲み、東西30メートル、南北10メートル余りの長方形の白砂の庭に15個の石を配する構成となっています。
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学生時代に一人で初めて訪れたときに感動したのを覚えていて、今回リクエストさせていただきました。

数年ぶりに訪れた感想は…正直、すこし残念に思いました。

まず、アプローチから方丈(本堂)へ至る経路と、石庭を見てから敷地内を巡る帰りの順路に趣きやおもしろさを見い出せませんでした。
敷地内にある湯豆腐屋に誘おうとする大きな看板も印象のいいものではありません。
垣や敷石や石段、庭の管理など、直前に桂離宮を見てしまっているのでどうしても比べてしまいました。

石庭は相変わらず素晴らしく、究極の引き算の美学を感じさせてくれます。
しかし、有名な観光地ということもあり、またお昼前という時間帯からか国籍様々な観光客が多く、
とても初めて訪れたときのような静寂な気持ちは味わうことはできませんでした。

次は、拝観客が少ないに時間帯を狙って、また訪れたいと思いました。


nagasawa / ULTRA STUDIO
by ultranagasawa | 2014-03-11 20:15 | tour


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